【蘇嶐窯】掛分蕎麦猪口
¥4,400
なら 手数料無料の 翌月払いでOK
こちらは、京都の東山にある<蘇嶐窯>で作られた蕎麦猪口(そばちょこ)です。
蕎麦猪口は、名前に「蕎麦」とついているため蕎麦用の器と思いがちですが、
そもそもの蕎麦が流行し始める前からあった器。
蕎麦が江戸時代の18世紀に大流行して、それをきっかけに量産されていきました。
蕎麦が流行する前からも幅広い用途で使用され、とても使い勝手の良い器として日本人の生活に寄り添ってきました。
その用途の幅広さから、「雑器(ざっき)」と呼ばれるように。
江戸時代から変わらない形の工芸品。
蘇嶐窯さんの特徴である綺麗な青瓷・黄瓷の色合いと、表面には飛び鉋(かんな)の模様が施されています。
蘇嶐窯さんだからこその、上品さと日常になじむオリジナリティーある器。
お茶やお酒を飲んでみたり、煮物や和え物などのおかずを入れてみたりと、使い方は自分次第です。
何百年も前から、我々日本人の食卓を彩っている「蕎麦猪口」を皆さまの暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。
【サイズ】
1)高さ:約 6.6 cm
2)直径(口縁):約 8 cm
【蘇嶐窯】
蘇嶐窯は、もともと「涌波蘇嶐(わくなみそりゅう)」として明治・大正期に活躍した、京焼青瓷の第一人者「初代諏訪蘇山(すわそざん)」の薫陶を受けその技法を四代にわたって受け継いで、京都・清水の地で伝統技術を守り、作陶を続けられていました。
そんな涌波蘇嶐から<蘇嶐窯>が誕生したきっかけは、当代の福岡・小石原焼の窯元の奥様とのご結婚だそう。
実は、奥様の涌波まどかさんも福岡で十四代続く窯元の出身。小石原焼は江戸時代から親しまれており、こちらの湯呑みの表面にも見られる「飛び鉋(とびかんな)」という技法が特徴の一つです。
福岡と京都の二つの伝統が融合してできた、新しい<蘇嶐窯>のスタイル。
オリジナリティーある作風と幅広いラインナップで、海外の方含め多くの方々に愛されています。