【蘇嶐窯】掛分飛鉋湯呑(青)
¥4,400
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当館の本館では階によって、異なる京都の作家さんのお湯呑をお部屋にご用意しています。
こちらは、京都の東山にある<蘇嶐窯>の当館オリジナルのお湯呑です。
最大の魅力は、色合いと模様。
京都と福岡の伝統が融合したこのお湯呑は、上品な風合いを持ちつつも、不思議と日常に馴染むとても素敵な作品です。
生地に飛び鉋(とびかんな)をいれ、2色の釉薬を掛分けています。 釉薬から10秒かけてゆっくり引きあげることで、グラデーションを作り出しています。
こちらは、当館本館の3階のお部屋で実際に使っていただけます。
【サイズ】
1)高さ:約 6 cm
2)直径:約 9.5 cm
【蘇嶐窯】
蘇嶐窯は、もともと「涌波蘇嶐(わくなみそりゅう)」として明治・大正期に活躍した、京焼青瓷の第一人者「初代諏訪蘇山(すわそざん)」の薫陶を受けその技法を四代にわたって受け継いで、京都・清水の地で伝統技術を守り、作陶を続けられていました。
そんな涌波蘇嶐から<蘇嶐窯>が誕生したきっかけは、当代の福岡・小石原焼の窯元の奥様とのご結婚だそう。
実は、奥様の涌波まどかさんも福岡で十四代続く窯元の出身。小石原焼は江戸時代から親しまれており、こちらの湯呑みの表面にも見られる「飛び鉋(とびかんな)」という技法が特徴の一つです。
福岡と京都の二つの伝統が融合してできた、新しい<蘇嶐窯>のスタイル。
オリジナリティーある作風と幅広いラインナップで、海外の方含め多くの方々に愛されています。